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- 2020.05.21 Thursday
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JUGEMテーマ:俳句
開催日:令和元年12月8日(日)
場 所:本部道場南寮
参加者:10名 投句者:6名
投句数:105句
ささやかな料理、酒もあって楽しい年忘れ句会でした。
句評交えた句談議が盛り上がりました。
今回の兼題は「冬麗」「蜜柑」「寒燈」
最高得点者は義幸さんでした。
参加者が選句した結果、各自の高得点句を紹介します。
(順不同)
冬麗や何処まで走る一輌車 幽谷先生
寒灯や改札省略田舎駅 幽水
アロエ蕾む安房白浜や冬麗 蜂生
空寒くロープウェイの軋む音 祖芳
冬うらら孫と遊びて日暮れる 元山
義仲寺朝日堂
はにかみし庵主の遺影冬うらら 温雄
※冬麗一人降ろしてバスの去る 玄妙
軒下で父母の掛合い大根干し 妙珠
十二月けふは二件の忘れごと 桃雲
冬の日の温む柱に触れてみる 義幸
寄る齢に何はともあれ根深汁 蕉山
成田参道
冬麗うなぎ屋賑はす異邦人 竜穏
冬麗や日の丸客船湾に入る 光舟
香蘭渓
塩の道教える女や柿簾 慈啓
夫の愚痴背中で受くも冬麗 眞澄
※:最高得点句
次回兼題「去年今年」「初夢」「葉牡丹」
桃雲記(中央支部)
JUGEMテーマ:俳句
開催日:令和元年11月17日(日)
場 所:本部道場南寮
参加者:10名 投句者:5名
投句数:100句
寒さが確かなものになりました。
今回の兼題は冬の季語「初時雨」「牡丹鍋」「山茶花」
久々、祖芳さんの投句がありました。最高得点者は幽水さんでした。
参加者が互いに選句した結果、各自の高得点句を紹介します。(順不同)
初時雨鴉は暗き田に紛る 幽谷先生
神田あんこう鍋
伊勢源ののれんをくぐる初しぐれ 竜穏
初時雨密かに木の葉色増して 桃雲
誉められて猫に物云う冬帽子 蕉山
夜業なり衛士の提げる鍵の音 祖芳
山茶花や老いて悔いなきこの十年 蜂生
地獄の門暗し欅の冬紅葉 義幸
墨流る白木卒塔婆初時雨 温雄
※錆包丁研ぐや軒下初時雨 幽水
贈られし柿の熟すを待つ夕べ 道妙
歳時記を忘れし旅よ秋惜しむ 慈啓
六角堂磯菊繁り波の音 元山
本宅を守る暮らしに初時雨 妙珠
猪鍋や黒びかりする中柱 玄妙
初時雨襟掻合せ小走りに 眞澄
※最高得点句(先生除く)
次回兼題「冬麗」「寒燈」「蜜柑」
桃雲記(中央支部)
JUGEMテーマ:俳句
19号台風が大きな傷跡を残して去り、突然寒さがやってきた日、
恒例の句会が開かれました。最高得点者は蜂生さんでした。
参加者が選句した結果、各自の高得点句を紹介します。(順不同)
後の月膝におもたき唐詩選 幽谷先生
練りし手に味曽の香移る秋日和 慈啓
葬儀終え只何もなく虫の声 元山
秋深し過ぐる夜汽車の人の顔 玄妙
鬼瓦の顔洗ひ上げ野分去る 義幸
北風激し旋る小家の風車 蜂生
寒村に明るさ余す後の月 眞澄
秋深し路地に濡れたる素琴の音 幽水
秋深し金箔を蒔く技見入り 妙珠
振り返り金木犀を確かめる 桃雲
雨の後蜩鳴きて締め括る 道妙
秋深し螺鈿の文箱にガラスペン 蕉山
吊るし柿夕日の色をそのままに 竜穏
石道の暮れて高野の秋深し 温雄
秋深し路地に濡れたる素琴の音 幽水
桃雲記(中央支部)
JUGEMテーマ:俳句
参加者:9名 投句者:5名
投句数:100句
山頂や孔明重ねし秋の風 光舟
向日葵の花壇校庭子の休み 義幸
半玉の髷に揺れおり新稲穂 眞澄
丹精の友の葡萄の粒の艶 桃雲
狂う如太鼓は媚びず汗の飛ぶ 慈啓
桃雲記(中央支部)
JUGEMテーマ:俳句
令和葉月の坐忘会が開催されました。
開催日:令和元年8月18日(日)
場 所:本部道場南寮
参加者:9名 投句者:5名
投句数:98句
ニコライの鐘届くかな夏木立 幽水
濡れ色の肌艶やかに水羊羹 蕉山
盃の手を染め上げる花火かな 竜穏
ピアノコンサート
新涼や連弾続く戸定邸 妙珠
銀漢の太陽系のここに住む 義幸
蜩や鐘楼の鐘揺れ残る 蜂生
坂登る羅の尻くりくりと 桃雲
新涼やとある女の身だしなみ 温雄